23年ぶりの大島トライアスロン

先週末の6/8に、伊豆大島トライアスロン大会に行ってきました。
>> http://www.mspo.jp/island/outline2.php
この大会、今年で25回を迎えるのですが、実は私、ずっと昔の第2回大会に出場したことがあります。
25−2=23年前。ちょうどトライアスロンという競技がメジャーになりかけた時期で、
私にとってはとても思い出深い大会です。

これが第2回大会のTシャツ、我ながらよくとってあったものだ。
下が今年のTシャツです。

第2回大会の頃、自転車は島を1周するコースだったのですが、
現在では岡田港から一周10kmの往復に近いコースに変わっています。
これには事情があって、島1周だと、ほぼ全島をあげてボランティアを募らないと実現が難しいのだそうです。
第2回Tシャツの袖には、スポンサーであった「ダイカンホーム」が記されていますが、現在この会社はもう無いのだとのこと。
スポンサー時代にはテレビ放映までされていたのですが、現在は縮小されたらしい。
・・・以上は大会スタッフの方から聞いた話です。

さて、トライアスロンは水泳、自転車、ランニングの3種目から成るのですが、
それ以前に、ある意味最も厳しい「第0の種目」があります。
それは「スケジュールの合間を縫って、大会に無事たどり着くこと」なのです。
今回、私にとって最大の難関だったのが、この「第0の種目」でした。
大会前日、どうしても外せない用事があり、時間ギリギリまで出発できませんでした。
用事を終えて船着場に向かったところ、トラブルで電車に遅れが発生。
自宅に荷物を取りに行く暇もなく、そのまま背広で現地に直行する羽目に。
駅を降りて、桟橋までダッシュ! ここで日頃のトレーニングが役立つとは。
桟橋に着いたのは出港3分前。船の引換券も持ち合わせていなかったので、
事情を話して後日郵送にしてもらいました。取り計らってくれた東海汽船の方に感謝します!
幸い自転車などは事前に宅急便で送ってあったので、機材面はセーフでした。
その宅急便も、当日の朝(つまり乗船したのと同じ船で)届いたので、
集配所まで行って大急ぎで自転車を組み立てたのです。
宅急便に出したのは木曜日、それが土曜日の朝到着となるギリギリのタイミングでした。
さらに、ランニングシューズは送っていなかったので、当日、大会直前に現地のお店で購入しました。
* 大島 ちばぶん商店
>> http://loco.yahoo.co.jp/place/a6db0c7037fc3ebe39f908365bf9887be99a2535/
店番のおばちゃんが「Mサイズっていうのは、ちょうど売れて、なかなか無いんだよねぇ。。。」
などと言いつつ、この靴を探してくれました。

もし私と同様、シューズが無い、という人はここで入手しましょう(^^);

当日の大島は天候に恵まれ、最高のコンディションでした。

まず水泳。この写真の場所(岡田港)を2周回泳ぎました。
海はとてもきれいで、底に泳いでいる魚の姿を見ることができました。
 ・スイム 0:28:50 (86位)

次は自転車。往路は海岸線沿いをひたすら走る、気持ちの良い道です。
この日のために購入したTTバイク、確かに速い!
まだ普通のロードの人が多い中、ここは機材の力で優位に立てた。
 ・バイク 1:11:01 (37位)

ところが、最後のランニングで、足が全く上がらなくなった。
自転車で調子にのって足を使いすぎてしまった。
もともとの人間のパワーは変わっていないのだから、自転車で絞り出した分だけ、
ランニングに残されたパワーは減ってしまうのだ。
これは「TTバイクの罠」だと言える・・・
 ・ラン 0:50:49 (105位)
 ・総合 2:30:40 (61位)

教訓:自分の力で勝ったのではない。その自転車の性能のおかげだという事を忘れるな。
     ↑これに反応したやつは同世代。。。
ともあれ、2時間30分でゴールできたのはとても嬉しかった。
23年前と比べても、それほど大幅には落ちていない。まだまだ走れそうだ。

翌日はフリーだったので、大島を1周してきました。

25回も大会を続けている大島のみなさん、ありがとう。きっと来年も参加します!