〜 世界を形作る12人の乙女たち 〜
最近巷では、なんでも「萌やす」ことが流行っているのですが、
その中に「萌えて覚える元素周期」があって、なぜ「萌えて覚える素粒子」が無いのか?
* 萌える元素周期 >> [id:rikunora:20090117]
きっとそう思っている人も多いはず。
これはもう、描いたもの勝ちなのでは。
とりあえず、理屈抜き、問答無用で描いてみました。
なぜ女の子なのか? と問うのは無粋というもの・・・それが萌えというものだ!
素粒子といえば、やたら難しいものだと思われがちですが、
「なぜそうなるか」をおいといて、結果だけを知りたいのであれば、ちっとも難しくありません。
世界はどのような部品から成り立っているか?
ずばり、以下の表が(現在のところの)答です。
* 素粒子の標準理論の世界
>> http://www.kek.jp/newskek/2003/mayjun/photo/km1.gif
世界は、12種類の物質粒子と、いくつかのゲージ粒子から成り立っています。
100種類以上もある化学元素より、ずっと簡単ですね。
素粒子のお話には、聞き慣れないカタカナ名がたくさん出てきます。
そういったお話を興味本位に見たり聞いたりしていると、そのカタカナ名が混乱してくる。
「あれ、さっき出てきたのはミューだっけ、ニューだっけ? レプトンって何だったかな?!」
それで結局わけわからなくなってしまう。
これは数学力だとか、頭の善し悪し以前の問題でしょう。
(うんと記憶力が良い人なら問題ないのでしょうが。)
だいたい、何の個性も感じられないカタカナ記号を覚えようとするのが間違っています。
もっと個性豊かなものを、できれば楽しく覚えたいではありませんか。
今回描いたのは、12種類の物質粒子のうちクォークと呼ばれる6種類です。
残りのレプトン6種類は、次回の予定。乞うご期待! >> [id:rikunora:20090227]