自由とは何か(小5・10歳)に驚愕

自由とは何か。
きっと私だけが居て、他に何も無ければ自由だろう。
しかし、私の他に何も無ければ、何もできない。
それはとても不自由なことではないか。
ならば、何か1つ物を置いてみよう。
すると、私はその物を使って何かができるようになる代わりに、
その物によって不自由となってしまう。
であれば、自由などというものは、あり得ないのではないか。
ここに矛盾がある。
私たちは、本当に自由な空間を、まだ作り出したことが無いのである。

何が驚きって、これが小学5年生(10才)の作だということ。
正確には、5年生の作文ではなくて、しゃべっていたことを私が書きとめたものです。
なので語尾などの一部に私のアレンジが入っているのですが、
それでも確かに「矛盾」「空間」と言っていた。

あまりの内容に驚き、本人に直接聞いてみた。
私 「これって、どこから思い付いたの?」
小5「いや、なんとなく自然に。」
私 「何かの本とか、ヒントがあった?」
小5「うーん、よくマンガとかに書いてある。」
・・・いったいどんなマンガですか。
最近の小学生がすごいのか、
それともこの子だけがすごいのか、
実はマンガがすごいのか、
どれだ?