スパコン削るのか

まずはこれを見れ、

D

次にこれ、
* マラウイの少年、独学で風力発電に成功 7年かけ


(CNN) 2009.10.10 Web posted at: 11:55 JST Updated
干ばつに苦しむ東アフリカ・マラウイの貧しい村では、何もかもが不足していた。
赤土の大地はひび割れ、作物の枯れた畑をただ風だけが吹き抜ける。
この風を使って、村に電気を起こせれば――。
そう思い立った少年が、たった1人で作業に取り掛かった。


それから7年、村では少年の作った風車5台が回り、電動ポンプが水を送り出している。


ウィリアム・カムクワンバ君は、首都リロングウェ北郊の村で育った。
02年の干ばつで、農業を営んでいた父親は収入を失い、当時14歳だったウィリアム君の学費さえ払えなくなった。
退学したウィリアム君は図書館で時間を過ごすようになり、
そこで風力発電について書かれた本と出会う。


「本に写真が載っているのだから、だれかがこの機械を作ったということ。
それならぼくにも出来るはずだと思った」と、ウィリアム君は振り返る。


材料は、ごみ捨て場から拾ってきた自転車の部品やプラスチックのパイプ、
プロペラ、車のバッテリー。タービンを支えるポールには、森で採ったユーカリの木を使った。
「風車を作るんだと話すと、だれもがぼくを笑った。あいつは頭がおかしいといううわさが、村中に広がった」


もの珍しげに取り囲む群衆と、溶かした金属から立ち上る熱気で汗だくになりながら、
ウィリアム君は黙々と作業を続け、3カ月後には最初の風車を完成させる。
タービンが回り、取り付けた電球に明かりがついた時には
「これでもう頭がおかしいなんて言われないと思い、ほっとした」という。


7年間で作った風車5台のうち、最も大きいものは高さ11メートル余り。
地域の学校でも風車作りを教え、その校庭に1台を設置した。村人たちは「携帯電話を充電したい」
「ラジオを聴きたい」と、ウィリアム君の自宅をたびたび訪れる。


ウィリアム君の挑戦には、アル・ゴア米大統領をはじめ、
世界各地の環境活動団体や企業から称賛の声が集まっている。


AP通信の元アフリカ特派員ブライアン・ミーラー氏は、ウィリアム君と数カ月間生活を
ともにしながら取材を続け、先週その成果をまとめた著書
「The Boy Who Harnessed the Wind」を出版した。
同氏は「紛争の取材ばかりが続くなか、かれとの出会いは新鮮だった」と振り返り、
「アフリカには、政府や支援団体に頼らずに自分の力でチャンスをつかみ、
問題解決の道を切り開く新たな世代が育っている。ウィリアム君はその1人だ」と話している。

(元のニュースが消失していたので、全文をコピー引用しました)

* The Boy Who Harnessed the Wind
>> http://williamkamkwamba.typepad.com/

* 独学で風力発電しちゃったアフリカ青年にアル・ゴアも熱いエール!
>> http://greenz.jp/2009/10/28/william_windmill/

* アフリカ寒村の少年が短期独力で風力発電
>> http://dandoweb.com/backno/20091011.htm

それでは、本日の論点。
A: 「はやぶさ」すげー! 日本ってすごいんじゃないか。おまいら、これでもスパコンの予算削れっていうか?
B: もし、マラウイのウィリアム君のように、予算0で、夢と希望だけで、ジャンク品かき集めてきて人工衛星が作れるのだと思うなら、予算なんていらない。
どっちだ?