心の深淵を覗く

恐い夢

夢って、楽しいものが多いのでしょうか、恐いものが多いのでしょうか? もちろん人によるかと思うのですが、私は圧倒的に恐い夢の方が多いです。 これまで楽しい夢を見たという覚えがほとんどありません。 大体、何かに追われている夢というのが多いですね。…

脳は脳を理解できない

より正確には「脳は、自分の脳自身を100%完全に理解できない」です。 もし脳が100%完全に脳自身を理解できたとしたら、 脳の中に、脳の持つ情報の全てがすっぽりと含まれることになります。 そして、その脳の中にある脳の情報は、また脳自身の情報を…

人間だけが悩むのか

Q1.動物や昆虫は悩まないのか? A1.犬は悩む。たぶんコオロギも悩む。 ・コオロギのひきこもり ・その後のパブロフの犬 Q2.学習と悩みに相関はあるか? A2.ある。 ・インドの農村と都会 Q3.なぜ人間はこれほどまでに悩むのか? A3.人間は…

学ぶこととは出会うこと

痛み概念の取得[id:rikunora:20080810]、気持ち悪い概念の取得[id:rikunora:20080811]に書いてきたことについて考え直した。 人は痛みに出会って、初めて「痛いこと」を学ぶ。 これは間違いないように思える。 それでは、もし痛みを全く体験しなかった人がい…

気持ち悪い概念の習得

※昨日のエントリー「痛み概念の習得[id:rikunora:20080810]」の続きです。 虫が好きか嫌いかは、子供によってかなりの差がある。 中には、ミミズや毛虫、うにょうにょした虫といったものを、全く気味悪がらずに平気でつかむ子がいる。 よく言われるように、…

痛み概念の習得

誰でも、痛いことは嫌い。 人間だけでなく、動物だって、たたかれれば嫌がる。 「痛み => 嫌悪」という結びつきは、先天的に本能に仕組まれたものであろう・・・ おそらく多くの人がそう信じていることと思う。 しかし、これが違うのだ。 「痛み => 嫌悪」の…

幸福量保存の法則

ずいぶん昔から、ひょっとすると物心ついたときから、私はずっと1つの妄想にとりつかれている。 それは「幸福量保存の法則」という妄想である。 「幸福量保存の法則」とは何か。 それは、 「人類全体の持つ幸福の量と、不幸の量を全部足し合わせると、ちょ…

人格公開の刑

最も重い刑罰としての、死刑の可否が議論されている。 自由と人権の国、フランスでは死刑を廃止して久しい。 では、日本はどうするか。 科学の国、日本として、死刑よりもっと効果的な刑罰をここに提案しよう。 それは「人格公開の刑」である。 残念ながら、…

死後の世界、あるいは天才の作り方

ずいぶん昔の話となるが、かつて私の通っていた幼稚園は、 教会が運営していたところだった。 そこで幼いころ、私はこんな話を聞いた。「誰も見ていないと思っていても、神様はちゃんと見ています。 良いことも、悪いことも。 いつも良いことをしてきた人は…

人類最後の発見・発明

思えば人類は長い歴史の中で、実に様々なものを生み出してきた。 特に、近代科学が生まれてこのかた、ここ数百年の間、 人類の歴史は、発見、発明のオンパレードといってよい。 いったいこの勢いはどこまで続くのだろうか。 人類の未来は、どこまでも果てし…